客観的に自分を見つめることは、かなり難しいことです。
たとえ、他人が自分悪い面を指摘しても、自覚をしていなければ話半分で聞いてしまうのもしょうがないことです。
なんのことかと言いますと、「イビキ」のことです。
私の場合、寝ているときに相当なイビキをかいているようなのですが、それを言われても身におぼえがないので「なんか大げさに言ってるんじゃない?」って思ってしまっていました。
そこで、最近ちょっと噂になっているアプリを試してみました。
「Sleep Maister」(スリープマイスター)というものです。
本来このアプリは、眠りの浅いときを狙ってアラームを鳴らしてくれるという便利アイテム。
使い方は、ものすごくシンプルで、起きたい時間をセットしてスタートボタンをタップするだけ。
スマホを枕元に置いて眠りにつきます。スマホはスリープ状態でOKです。
音や振動で眠りの深さを測定して、その周期を測り、設定した時刻に近くて眠りの浅い時にアラームを鳴らすという仕組みになっています。
実際の記録がこちら。Y軸の値が上の方だと眠りが浅くなっています。
グラフの表示を切替えるとより分かりやすくて、オレンジ色が浅い眠りで、青色が濃い所は深く眠っている状態です。
そして、おまけとしてイビキや寝言を自動的に録音してくれる機能が備わっています。
使い方は、スタート画面でマイクのアイコンをタップして設定画面でONにするだけでOK。
あとは、自動的にイビキや寝言を感知すると録音を開始します。
その結果を見てみると…
なんと毎日1時間ぐらい、ひどいときは、3時間ぐらいイビキをかいていることが判明しました。
最初は、「おもしろい寝言が撮れたらラッキー」ぐらいの軽い気持ちで録音したのですが、あまりにイビキがひどくてかなりショックを受けました。
いや〜、本当にショックです。きっと、ジキル博士がハイド氏の存在に気づいた時、こんな衝撃を受けたんだと思います。
自分の眠っている間に、知らない自分が周りの人間に迷惑をかけまくっているのです。
学生時代にインド旅行で大部屋に寝泊まりしていたことや、合宿で泊まったペンション、故郷の企業に勤めていたころに出張や慰安旅行で相部屋になった人、家族、フェリーの二等寝室、今まで行って来た悪事が次々に脳裏に浮かびます。
自分の知らない本当の自分を知りたい人は、ぜひ「Sleep Maister」をお試しください。
ただし、自己責任で。