現在プレプレのある場所に引っ越してから、かれこれ18年ほど。
当時と今とでは、駅前やもう少し足を伸ばした範囲でも景色が大きく変わりました。消えた畑や空き地も多いし、切り倒された桜の木、桐の木、閉めた古い商店も数々あり。その代わりマンションが増え、コンビニやケアセンターが増えました。駅前の再開発(と言っていいのか…ただの建て替えなのか)では、あんまり面白くない街になっちゃった感もする今日この頃。
変わらずあるのは「のとや」さん。そして「フレッシュマートこいずみ」。この2つはこの街に外せないお店として、一気に街の価値をあげている、と個人的に強く思っています。
もう一つ「ブランジェリー・ケン」さんもまた、この街の自慢のパン屋さんとして、この秋堂々13周年だそうで。
そんなわけで、今回はこのパン屋さんについて書きます。
外はカリッと、内は穴だらけ
子どもの頃、うちでは食パンよりもフランスパンを食べていたような記憶があります。
といってももう数十年前の話なので、事実とは異なるかもしれませんが、とにかくフランスパンがおいしくて好きでした。
外側がカリッとして、内側は大きめの穴が空いた香ばしいフランスパン。あれはどこのパンだったのだろう。
大人になり、その味を求めて彷徨っていたわけですが、スーパーのフランスパンは柔らかくて目が詰まりすぎで話にならず、かといってフラッと入ったパン屋さんでもコレだというパンには巡り会えず…。
ケンパンの躍進
そこに登場したのが、「ブランジェリー・ケン」です。(ここからは勝手に呼んでいる「ケンパン」表示でいきます)
ケンパンのパンの重いこと! 来て買って食べてみてもらうのが一番なのですが、ずっしり噛み締め系のパンが好きなら断然おすすめします。
もうフランスパンを求めて彷徨う必要はなくなりました。
13年も経てば、いろいろ変わります。
ケンパンも、オープン当初に比べたらお値段あがってます。が、最初が安すぎた!!
そのころ私、ほぼ毎日カスクルート食べてましたからね!
ああ、幸せ。
ここ数年は糖質制限もありすこーし足が遠のいておりました。
大豆粉のベーグルとか作ってくれないかしら。すでにあったりして。
ケンパンは、つねにチャレンジャーなパン作りが魅力のひとつなのです。ヘンなパン、無謀なパンも時々登場します。
う〜ん、近所にケンパンがある幸せをお伝えするという、ケンパン礼賛の回でした!