欅坂46とナチス風衣装について〜どう考えたってナチズムに傾倒している訳ではないことは明白なのに世界中がつっこむのはなぜだろうか?〜

欅坂46のハロウィンの衣装がナチス・ドイツ時代の軍服に似ているということが国際的な問題になっています。
↓その衣装がこちら
https://goo.gl/vQd1DO

どちらかと言うと、個人的には2年前に同じようなことで話題になった韓国のアイドルグループの方が、明らかにナチスを意識していると思います。
https://goo.gl/M9bfBg

赤い腕章に白抜きに黒でハーケンクロイツではなく、☓の模様が入っているのは意図しないとできないデザインです。

欅坂46がやり玉に挙げられたのは、帽子の形とそれについている模様がナチス時代の国章がに似ていたのが決定打になったのでしょう。
https://goo.gl/bwmt7y

この場合、問題なのは着ていた本人ではなく、それを選んだスタイリストとGOサインを出した運営側にあるのは明白です。話題になることを狙ってやったのか、それともとんでもない間抜けだったか。

そして、そもそも、ここまで大きな問題になったのは、ドイツの戦後処理が成功しているという点にあります。
戦争責任は全てナチ党にあり、それを徹底的に否定することで、戦後処理を完了したのです。
現在のドイツ政府は、その否定を継続して徹底していれば、戦争を起こしたことを反省し続けているというアピールができるのです。

戦後処理で、日本は毎度ドイツと比較されて、ダメを出されるのは、この悪者をはっきり作らなかったためです。

そんなわけで、ナチに似てんじゃね批判がある度に「ああ、ドイツ成功してるな」と思うのでした。