企業向け香りでメンタルヘルスケア=お香教室。いやはやそう来ましたか!
…なんて、自分たちで言ってどうする。
言うまでもないですが、ちゃんと生きようとすればするほど、ストレスに苛まれがちなのが現代に生きる私たちですね。
ストレスの解消法はさまざまですが、香りも一役買っていることは、
多くのひとがすでに、気分を上げたり気分転換にと、お気に入りの香水やいい香りのハンドクリーム・香りの柔軟剤など、オンオフ問わずそういった製品を利用していることでも分かります。
…まぁ当人は気分よく振りかけて颯爽と電車に乗り込んできて、周りの人が迷惑する(香害)というのもありますが…。
ともあれ、香りがストレス解消や気分転換、また自己主張にも大いに活用されているのは確か。
そして、通常使用している香りの製品は工業製品がほとんどです。
工業製品というのは、とかく匂いがキツイ。
外で売っているお弁当の味がやたら濃いのと同じなのかなと思っています。薄いと文句言われるんじゃないかと濃くしてるんじゃないですかね?違うのかな。
合成香料って悪いもの?
じつは価格を上げずに一定の香りを出すには、「合成香料」が欠かせません。
たとえば線香。
線香は白檀やその他香原料とタブ粉とよばれる木の粉を混ぜて作りますが、木の粉にしても白檀等香原料にしても素材は乾燥した木材や草なので、燃やしたら煙いです。煙ももくもく出ます。そういうものなのです。
でも、売られているお線香は「煙の少ないお線香」などと謳われているのが多いです。
煙は少ないけれど、香りはちゃんとする…そこには必ず合成香料が使われていると思ってよいです。(低価格のものは特に)
「え?なんで合成香料だと煙が少なくなるの?」
という疑問には、別の回でお答えしますね。
では、合成が使われていたら悪いのか?というと、そんなこともない。
じゃあ何を言いたいか。
分かった上で使い分けすれば良い、です。
自分の好みの香りを自分で作ってみよう
じつは私、とあるミュージアムショップで購入してきた線香が臭すぎて(というと語弊があるので)、私の好みに合わなくて腹が立ってきて全部捨てたという経験があります。
お店ではサンプルを嗅いで気に入って買ったというのに、ですよ。
要は、自分の好きな香りかどうかは、自分の使いたい場所で使ってみないと分からないということ。
そして、自分の好きな香りは、自分にしか分からない、追求できないということ。
自分の好みは自分にしか分からない…その正解をできあいの製品に求めて、出会えたらラッキーです。でも、出会えないままちょっと不満な香りで手を打つか、または香りを求め続けるか…。
それなら、自分で作ってしまえば!
─作れますよ!自分好みの香り。
そのお手伝い、いたしますよ〜!
線香を例に出しましたが、燃やさず香る「匂い袋」や「塗香(ずこう)」から始めてみるのがよいかと思います。
申し遅れました、わたくし、今年の春に薫物屋香楽認定香司の資格を取得済みです。
企業向け手作りお香体験講座、開きます。
そんなわけで、体験講座を開きます。出張可能です。
個人さまや団体・グループ向けも承ります。
詳細は次回。
また「香+香(ことこ)」サイトでも写真等載せていますのでご覧ください。